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経営者も運送会社も”見た目”が命!

ブランディング

「人はその制服どおりの人間になる」。

かのナポレオンの言葉です。

 

脳科学や心理学の研究でも

「見た目」に人は大きく影響されることが分かっています。

 

例えば、白衣を着て病院内を歩いている人を見れば、お医者さんに“見えます”。

人間の脳は“見た目”で、いとも簡単に騙されてしまうようです。

しかし、この習性を経営に活かさない手はありません。

 

運送会社でいえば、ドライバーのユニフォーム(制服)。

 

どこにでもある既製品の服に会社名を刺繍したり、ワッペンを貼ったりしているユニフォームがほとんどでしょう。

 

果たして、その服を着て、ドライバーがやる気を出してくれるでしょうか?

果たして、その服を見て、その運送会社のドライバーになりたいと思う人がいるでしょうか?

 

ユニフォームにそんなにお金は使いたくない。

作業着なんだから、何だっていいじゃないか。

 

こう考えているとしたら、経営者としてはかなり危険です。

 

ユニフォームは非常に大事です。

少し考えてみれば分かります。

 

量販店の服(=どこにでも売っており、誰でも手に入れることができる服)を着て外出した際、同じ服を着た人を見かけた時、どう思うでしょうか?

 

おそらく、その場から離れたくなるでしょう。

 

これと同じことがドライバーのユニフォームでも起きているのです。

 

ドライバーを募集しても誰もこない。

そう嘆いている経営者は多いです。

 

しかし、見た目(外見)の魅力の重要さに気づいている経営者は非常に少ないです。

 

彼女や奥様へのプレゼント。

例えば、指輪だったとしましょう。

 

その指輪がいくら高価なものであったとしても、チャチな箱にはいっていたらどうでしょう?

 

彼女や奥様は“偽物”の指輪、“安物”の指輪ではないかと疑うかもしれません。

贈り物はオシャレな箱や包装がされているため、もらった人はワクワクします。

まさか、宝石をコンビニの袋に入れてプレゼントする人はいないでしょう。

 

ドライバーもしかり。

 

「なんかユニフォーム、かっこいいね」。

荷主さんから、彼女や奥様やお子さん、はたまた同業他社のドライバーから言われたらとしたら。

 

「うちの会社も、まんざらでもないな」

そう思うドライバーが増えるはずです。

 

ユニフォームには、運送会社の社風を反映します。

 

ユニフォームがダサければ、会社もダサい。

ユニフォームがダサければ、会社のHPもダサい。

ユニフォームがダサければ、経営者もダサい。

 

ダサい会社にはダサい人が引き寄せられます。

ダサい臭いの原因は、ダサい経営者です。

 

見た目(外見)に中身が追いつこうとすること。

それが「人はその制服どおりの人間になる」の真意です。

 

まずは、経営者自身が“見た目”を気にすること。

荷主から見て、ドライバーから見て、魅力的な外見をしているか。

 

“見た目”を磨くことは、会社や人、物の価値を高める上で、絶対に外せない大切な取り組みですね。

 

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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