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”わずかの差”で運送会社も窮地を乗り越えられる

経営者スピリッツ

“わずか0.1秒の差”で勝敗が決まる。

 

オリンピッックイヤーだった今年、
競技をみていると改めて“わずかの差”の重要性に気づかされました。

 

わずか0.1秒で、金メダルを獲れたり、獲れなかったり。
4年間の日々の地道な練習は、まさに0.1秒を縮めるための改善の連続です。

 

1日で計算すると、0.000068秒の短縮。

 

この改善のために、選手は全力を尽くして4年間頑張ってきたのか。
そう思うと、勝ち負け関係なしで選手をリスペクトしたくなります。

 

毎日、ほんのちょっとした工夫を続ける。

毎日、ほんのちょっとだけ改善できたことを喜び、さらに頑張り続ける。

時に、全く成果が出なくなり、逆にタイムが遅くなり、自信をなくしかける。

周囲の人、コーチや親や友人やライバルに励まされ、再び頑張り始める。

こんなドラマだらけなのでしょう。

 

4年前に負けた原因が肝心な場面での“たった1回”のミス。

 

その肝心な場面での“たった1回のミス”をしないために、
4年間にも及ぶ膨大な練習と工夫の積み重ねを地道にしていく。

 

運送会社の経営者の痛恨の1回のミスって?

 

“たった1回”の重大事故で大変な目に会った。

“たった1回”の労務管理ミスで大きなトラブルになった。

“たった1回”の失言で、ドライバーや部下のやる気をなくしてしまった等々。

 

人は失敗する生き物。
どんな経営者といえども完璧ではありません。

 

4年後といわず、次に同様の場面の遭遇した時のために、今から何をしておくのか。

次に同様の場面に遭遇しないために、今から何をしておく必要があるのか。

 

痛恨のミスを絶対に忘れないこと。

 

失敗の原因をトコトン突き詰めて考えること。

 

同じ過ちをしないための練習(改善)を確実に実行していくこと。

 

 

経営者としての金メダルを獲得できるかどうかの“大きな差”となってきます。

 

「運送会社を経営してきた本当によかった!」

「この世に生まれてきて本当によかった!」

そう心底、思えるようになること。

これが経営者としての“金メダル”です。

 

あなたにとっての“0.1秒の改善”とは何でしょうか?

 

0.1秒改善のための
“日々の0.000068秒の改善策”とは何でしょうか?

 

栄光への架け橋(ちょっと古い!)、
もとい、
“金メダルへの着地”への近道。

 

それは毎日の練習(改善)の積み重ね、ということですね。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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