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運送会社の社長として、どっちの痛みがお好き?

経営者スピリッツ

経営者が成功する究極の方法。

それは、できる経営者本人と定期的に交流して刺激を受け続けることです。

 

私のようなコンサルタントの限界。

意外に思われるかもしれませんが、実は「守秘義務」なのです。

 

守秘義務があるために、お客様の情報を漏洩することは絶対にできません。

素晴らしい社長さんがいて、素晴らしい取り組みや労務管理をしていても

その内容をそのまま他のお客様にお話しすることができません。

 

この“守秘義務の壁”を乗り越えるための手段の1つ。

それが私が主宰する一般社団法人トラック・マネジメント協会です。

 

経営上の成功だけでなく、失敗についても運送会社の経営者同士が語り合う場は本当に希少です。

 

「年収は、自分がもっとも多くの時間を過ごしている5人の平均である」。

アメリカのカリスマコーチであるジムローンの言葉と言われています。

 

5人の平均は何も年収だけの話ではありません。

 

成長しようとしている人の周りには同じく成長しようとする人が集まります。

成長なんか面倒で、その時その時さえ楽しければいい人には同じように怠惰な仲間が集まります。

 

まさに類は友を呼ぶ、です。

 

自分の最近の行動内容を冷静に見つめ直すとどうでしょう?

 

上り調子か下り調子か。

その判断はシンプルです。

 

居心地がいいだけの人ばかりと会っているか。

それとも、少し緊張するけど自分を高めてくる人と会っているか、です。

 

居心地がいいだけの人や集まりに入り浸れば、成長は望めず、できる経営者の陰口を言う陰険な人間に成り下がってしまうでしょう。

 

少し緊張するぐらいの人や集まりに勇気を出して交流し続ければ、自ずとできる経営者から学び、成長できる人間になれます。

 

「年収は、自分がもっとも多くの時間を過ごしている5人の平均である」は、

「自分とは、もっとも多くの時間を過ごしている5人の平均」に読み替えることができます。

 

勉強しよう、成長しようとしている人と囲まれているか。

現実逃避して、楽な方、楽な方へ逃げている人とたむろしているか。

 

いくら言い訳をしても自分自身を騙すことはできません。

あとで漏れなく結果を突きつけられます。

 

練習(日々の安全管理の改善)で痛い思いをするのか。

本番(運輸監査や労務トラブル)で痛い思いをするのか。

 

本番の痛みは、まさしく痛恨の極みとなるに違いありません。

 

運送会社の社長、2つの選択。

 

練習による痛みに耐えるか、

練習不足による本番での後悔の痛みに耐えるか。

 

あなたなら、どちらの“痛み”を選択するでしょうか?

 

 

 

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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