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誰と会うかで経営者の成功は決まる

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「業界全体がコンプライアンスに対して油断しはじめている今だからこそ、
 同業他社との差別化をするチェンスだと思う」

私が主宰するトラック・マネジメント協会の
1年総括会議での、ある会員さんからのご意見でした。

会社を成長させ、自分自身も成長させる経営者である会員さんであるだけに、
その言葉に重み、深みを感じました。

「景気が悪いから仕方ない」
「運送業だから儲からない」

他人や環境のせいにする経営者はたくさんいます。

しかし、私がお会いしてきた経営者の方々のなかで成長、成功している経営者に共通すること。

それは、日々の努力を厭わない、ということです。
要するに、油断しない、ということなのです。

同業他社が気を緩めているときでも、
冷静に自身がやるべきことを淡々と実行しています。

私はテニスが好きで、錦織圭選手の試合を視聴しています。
ある時、テニス界の現役レジェンドが語った言葉が印象に残りました。

「トップ選手同士は能力の差はほとんどない。
 わずか1ポイントの差で勝敗が決まってしまうんだ」と。

わずか1ポイント。
決めるべきところで決められるかどうか。

裏を返せば、ココ一番の1ポイントを確実に取るために、
日頃から地道に練習を積み重ねている、ということなのです。

ココ一番で1ポイントを獲得することの難しさ、大切さ。
これを決して忘れずにいられるかどうか。

一流と二流を分ける、最大のポイントだということなのです。

このことはアスリートの世界だけにあらず。
運送会社の経営者も同じです。

同業他社との差は、どうして生まれていくのか?

冒頭の経営者は、そのことをよくご存知なのです。
だから会社は成長するし、経営者の成長も止まらないのです。

「拘束時間や労働時間を短くするのは無理!」
「若年のドライバーを採用するのは難しい!」

並の経営者はそう思い込んでいます。
しかし、実際はどうでしょう。

できる経営者はその課題に果敢にチャレンジし、実際に成果を上げているのです。

「どんな経営者と付き合い、どんな会話をしているか。」

これだけで、その経営者と運送会社の行き先が分かってしまいます。

経営者自身の周辺環境をPDCAサイクルで改善すること。
安定した成長を続ける経営者の特徴の1つですね。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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