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“私もできる!”をどのように維持できるか

お知らせ

経営者がモチベーションを保つことができるかどうか。

会社が成長するかどうかを決定づける要素です。

そのため会社をよくしようと考える経営者は、
自身の経営に対するモチベーションを様々な方法で保ち、
更には高めようと日々努力しています。

例えば、
様々な会合に出席したり、
読書をしたり、
セミナーに出席したり・・・。

運送会社の経営者の環境はどうでしょうか?

やる気のある経営者の周りに、
本当に刺激を受けることができる経営者がいないことのほうが多いのではないでしょうか。

そうなると、少し油断すると、
「うちは他の運送会社よりかなり良いほうだ」
という変な安心感を持つことになります。

人間は、これでいいや、そう感じた時に退化します。

せっかくやる気のあった経営者が堕落してしまうのです。

やはり、やる気のある経営者に必要なこと。
それは、やる気のある経営者との交流です。

先日も私の主宰するトラック・マネジメント協会でもそのことを実感しました。

例えば、長距離運行で電話点呼になる場合のアルコールチェックについての話。

「やはり電話点呼でのアルコールチェックが問題だと思う」
と誰かが言えば

「うちは写真付きのモバイル型のアルコールチェッカーを携帯させているので、
 本人が確実にチェックしないとダメな仕組みになっている」
と誰かが話します。

例えば、ドライバーのユニフォームについての話。

「オーダーメイドのユニフォームを作って、若手のドライバーを獲得しようしている」
と誰かが言えば

「確かにオーダーメイドをすると既製服よりもはるかに価格が高くなるけど、
 1人の優秀な若手ドライバーを確保できれば、元は取れるよね」
と誰かが反応します。

このように、やる気のある経営者同士が集まる会議の中では、
ある経営者が発言すると、やはり、同様に別の経営者が刺激を受けて反応します。

その前向きなプラスの反応が更に次のプラスの反応を誘う。
いわゆる、正の連鎖反応が次々に起こります。

自ずと会議は盛り上がり、
参加している経営者のやる気に火がついているのを目の当たりにしました。

「これだな!」
そう確信した瞬間です。

人間は環境に左右される生き物。

どんな環境に身をおくか。
このことが本当にその人の人生を、
その人の会社の将来を決定づけるのは間違いなさそうです。

スポーツ新聞しか読まない人といれば、
自分もスポーツ新聞のような顔になります。

愚痴ばかりで何も挑戦しない経営者といれば、
数年後に会社はじり貧になっていることでしょう。

経営者がモチベーションを保つことができるかどうか。

そのために、再度、
経営者としての身の回りの環境をチェックしてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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