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“女性目線”が必要な運送業界

お知らせ

「ユニフォームなんて既製服で十分。」

そう思っている社長さんは多いのではないでしょうか?

しかし、です。
やっぱり自社オリジナルのユニフォームを制作することは
大変意味のあることだと確信できた事例があります。

決め手はドライバーの奥様だった!

その運送会社では昨年、ユニフォームを独自で制作。

ホームページのブログでは、
ユニフォームを制作していく過程などを掲載しました。

もちろんブログでは、
それ以外にもドライバーとの食事会のアットホームな雰囲気なども掲載しています。

あまりドライバー募集をしないその会社で久しぶりに求人広告を出しました。
すると30代の男性の募集があり、面接するとなかなかの好印象。

早速、採用することになりました。

そのドライバー曰く。

求人広告の掲載直後に奥様が発見したそうです。
奥様はすぐに
ご主人であるその男性に
「あなた、◯◯運送で求人募集が出たわよ。早く申し込んで」と促したのです。

話を聞くと、どうやらドライバーの方は会社の近所に住んでいて、
日頃からその運送会社のことを観察していたようなのです。

特に奥様は鋭く、トラックや事務所の様子から始まって、
ホームページの内容まで詳細にチェックしていたようです。

時々更新されるブログにもすべて目を通す徹底ぶり。
人材確保は急がば回れ。
意外な人が自社を推薦してくれることがあるのです。

意外な人の1つが、
ドライバーの“奥様”だったということです。

トラックが綺麗、新しい=ドライバーの労働環境に配慮している会社

事務所や車庫や倉庫が綺麗=ドライバーの労働環境に配慮している会社

ユニフォームを独自で制作=ドライバーの地位向上に真剣な会社

おそらく、「ドライバーのことを大切にする運送会社」。
このような好印象をもってもらえたのでしょう。

たまたまではないか、と思う方もいるでしょう。

しかし、これを侮ってはいけません。

なぜなら、実際、男性というのは何か物を購入する場合、
何かをしようとする場合、女性の意見を参考にしたり、重視したりする傾向が強いからです。

何千万円もする住宅を購入する場合、
最後の決め手は奥様の意見、というのはザラにあることです。

服選びでも、奥様がいいんじゃない、といえば、
それを買う男性が多いはずです。

男性はそれほどまでに「女性からよく思われたい」生き物なのです。

職業選び、会社選びでも、その傾向は強いです。

女性(奥様や彼女、お母さん)から見て信頼に足る運送会社かどうか。
女性(奥様や彼女、お母さん)から見て魅力的な運送会社かどうか。

女性の細やかな目線から自社を見つめ直すこと。

一見遠回りに見えますが、
ドライバーを確保するための大切なポイントですね。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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