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30年経っても鼓舞される言葉

忘れられない言葉

「おめぇーらーが負ける相手じゃねぇ!」
中学時代のテニス部顧問の先生の言葉です。

不甲斐ないプレイをしてセットを落とし、チェンジコートする際、
ベンチにいる顧問の先生のところに行った時に浴びせられた、強烈な言葉です。

実際には、早口で巻き舌が入った、ちょっと怖い口調です。

中学時代、テニス部に所属していた私は
本当に練習に明け暮れる毎日でした。

夏休みは朝8時30分から夜はボールが見えなくなる20時00分頃まで、
お盆休みも1、2日のみ。

3年生の最後の夏の大会が始まる時も
「やれることは全部やったぞ!」と発破をかけられたのを思い出します。

そして本番の試合。
5セットで3セットを取られると負けになるゲーム。

いきなり2セットを連取され、しかも3セット目も0−3。
あと1ポイントを失えば“負け”が決まるゲームを
何とか凌いでセットカウント1−2。

そこで最後のチェンジコート。
その時に顧問の先生からかけられたのが冒頭の言葉です。

この言葉が、私と相方の2人を目覚めさせました。
おそらく3年間、毎日全力で汗を流してきた日々が蘇ったのでしょう。

「中途半端なプレイで終わりたくない!」

「思い切って悔いのないゲームにしよう!」

おそらく、いや間違いなく2人共、同じ想いをもったに違いありません。

そのゲームは、大逆転で勝利をおさめ、次の決勝戦は難なく勝利して優勝!

「おめぇーらーが負ける相手じゃねぇ!」

30年以上経った今も、時折、
怖じ気づきそうになる私を鼓舞してくれる言葉。

私の一生の宝物です。

(2016年2月に逝去された、恩師、高山悟先生に捧げます)

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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