
運送業は「運送」という目に見えないサービスを提供しています。
悪く言えば、どの運送会社のサービスも同じに見えてしまうということです。
そのため、普段から安全管理をしっかり実施している「優良な運送会社」と安全管理に手を抜いている「不良な運送会社」とを見分ける方法がありません。
そこで登場したのが「Gマーク」なのです。
Gマークを取得するには、輸送の安全に関する基準をクリアーする必要があります。
無事に審査に合格し、Gマークを取得すると「安全優良」と記載された「ステッカー」をトラックや名刺に貼り、荷主さんや一般の人達に「安全に優良な運送会社」であることをアピールすることができます。
最近では、自社のホームページにもGマーク取得を掲載する運送会社もあります。
Gマークを取得するための条件の1つに、「過去3年間に重大事故を起こしていないこと」があります。
ですから、「優良な運送会社」ということが一目で分かるのです。
「普段から安全管理を重視している運送会社であること」「過去3年間に重大事故を起こしていない優良な運送会社であること」を、荷主さんをはじめ、社会全体に分かりやすく訴えることができる有効な手段、 それが「Gマーク」なのです。
荷主さんから安全管理体制や安全対策について説明を求められた時に、客観的に証明することは極めて難しいです。
いくら自分たちが普段から安全管理をしっかりやっていても、自分たちが説明するだけでは、客観性がありません。荷主さんとしても、信用してあげたくても、何か「客観的な証拠」が欲しいものです。
「Gマーク」がないと、なぜこの運送会社を選んだのか、と物流担当者がその上司から指摘された時に非常に困るわけです。
特に自分が選んだ運送会社が事故を起こした時にそうなります。したがって、荷主さんの物流担当者の立場を考えれば、運送会社を選んだ判断基準として「Gマーク」があれば、もしもの時にも非常に都合が良いわけです。
「Gマーク」を取得している優良な運送会社が事故を起こしてしまったのだからある意味仕方がない、という言い訳ができるということです。
お客様が普段からどれくらいの安全管理をされているかで全く違います。一般的には、Gマークを取得するには、まず、帳票類の整備が必要です。
具体的には、
などがしっかり記録・保存されているかのチェックをする必要があります。
それに、安全に対する積極的な取り組みが必要です。
などがあります。
さらに、2009年から「運輸安全マネジメント」の取り組み状況が審査の対象に加わりました。
この取り組みは原則1年以上必要ですので、今すぐにでも着手する必要があります。Gマークの受付は1年に1回しかありませんので、早めに準備しておくことが賢明です。
2009年から「運輸安全マネジメント」に対する取り組みが審査基準に加わりましたので、間違いなく1年前からの準備が必要になります。
毎年、7月1日〜7月14日までの受付期間になることが多いです。
費用は 35,000円×12ヶ月分となります。(開始期間により異なります)
Gマークの取得に向けては各企業様の状況によって異なります。
あいち経営コンサルタントでは、Gマークの取得に関する相談をお電話で承っております。
不明なことがたくさんある方はご連絡ください。
「Gマークを取得している」ことが荷主さんの最低条件になっていることを考えると、今から取り組んでいただく方が良いかと思いますがいかがでしょうか。