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第1回「こんな会社にしたのは、いったい誰?』

今回から新しい連載
「こんな会社に誰がした?組織を蝕む原因を刈り取る?」が始まります。
私が約15年あまり中小運送会社の経営状況を診てきて分かった真理。
それは、中小運送会社はすべて「社長」で決まる、ということです。
何だかこの運送会社は経営が上手くいっているなぁと感じれば、
やはり社長さんは"やっぱり"ということが多いです。
逆に、何だかこの運送会社は経営が上手くいっていないなぁと感じれば、
残念ながら社長さんも"やっぱり"ということが多いです。
今回の連載記事の題名に「組織を蝕む原因を刈り取る」とありますが、
結論から言いますと最終的な原因は「社長」にあります。
そして、社長の原因は、社長の経営姿勢や人材育成に関する考え方、安全管理に対する意識など多岐に分かれます。
社長の中に潜むさまざまな原因によって
「こんな会社=事故やトラブルが多い評判の悪い運送会社」になってしまうのです。
ですから何より重要なのは「こんな会社」になってしまう原因を
社長さんができるだけ早く知ることです。
「知らぬが仏」ということわざがありますが、今はそんな大らかな時代ではありません。
「知らないでは済まされない」のが今の時代です。
誰でも、知らないことはできないですし、そもそも改善しようとも思いません。
特に社長さんであれば自分の会社や社員に対して、
「良かれ」と思っていろんなことを考えながら実行しているはずです。
にもかかわらず、事故やクレームなどが後を絶たない。
優秀なドライバーが辞めていってしまう。
なぜでしょうか?
それは、社長さんが"良かれ"と思っていることが実は"良くない"からなのです。
要するに当事者である社長さんには本当のことが見えていないだけなのです。
どんな素晴らしい能力がある人でも、何も使わずに自分の姿を見ることはできません。
やはり"鏡"等を使用する必要があります。
実は経営者の"鏡"の役割を果たすことができるのが、
実際、私のような外部の人間(=コンサルタント)なのです。
理由は簡単で"外部の人間"なので、
社内のしがらみがない分"本当の姿"が見えやすくなるからです。
次回からは、そんな私がコンサル現場で見てきた
"組織を蝕む原因"について具体的な話をしていきたいと思います。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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