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第9回 Gマーク評価基準 事故記録・運転者台帳・車両台帳・運行管理規程について

Gマーク

今回は「事故記録、運転者台帳、車両台帳、運行管理規程」についてです。「事故記録」は事故を起こした時に、?乗務員の氏名?トラックの登録番号?事故の発生日時?事故の発生場所?事故当事者の氏名?事故の概要(損害の程度を含む。)?事故の原因?再発防止対策を記録し、営業所で3年間保存する必要があります。この事故記録は「自動車事故報告書」の提出が不要な事故についても記録する必要がありますのでお忘れなく。次に「運転者台帳」ですが、運転者ごとに?作成番号、作成年月日?事業者の氏名又は名称?運転者の氏名、生年月日、住所?雇入れの年月日、運転者に選任された年月日?運転免許に関する運転免許証の番号、有効期限、運転免許の年月日、種類、運転免許に条件が付されている場合はその条件?事故を引き起こした場合又は運転者が業務中に道路交通法に違反して警察署より通知を受けた場合は、その概要?運転者の健康状態?重大事故を引き起こした運転者や新しく雇用した運転者、65歳以上の運転者に対する特別な指導の実施及び適性診断の受診の状況を記載し、運転者の写真を貼付した一定の様式のものを作成し、営業所に備えておく必要があります。例えば、上記?については"運転免許証の写し"を添付することで記載を省略できます。また、運転者が転任、退職その他の理由で運転者でなくなった場合には、直ちにその運転者の運転者台帳に運転者でなくなった年月日及び理由を記載し、3年間保存しておく必要があります。「車両台帳」は、有効期限内の「車検証の写し」をファイルしておけばよいでしょう。但し、営業所が複数ある場合には営業所ごとに分けて管理する必要があります。最後に「運行管理規程」です。昨年4月に運行管理者補助者制度が設けられ、今まで使用されていた「代務者」が廃止されました。そのため、必ず「運行管理規程」を変更する必要が生じました。Gマークの申請は7月14日で締め切られました。後は「安全性に対する法令の遵守状況」に関するチェックで40点満点中何点獲得できるかです。今からでも、まだまだ間に合うことはありますので、是非できていないところがあれば早めに改善しましょう!

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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