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第7回 グリーン経営 1ヶ月点検について(2)

グリーン経営

今回も、1ヶ月点検についてですが、「サイトグラスによるエアコンガス漏れチェック」についてです。基本的には、イ.エアコンガス漏れチェックの方法についてのマニュアルがあること。ロ.サイトグラスによるチェックを実施した記録があること。ハ.異常があった場合には、改善したことが分かる書類があること、の3つが要求されています。イについてですが、いつ、誰が、どのような方法で実施するかがわかるようになっている必要があります。原則、サイトグラスによるエアコンガス漏れチェックは"1人ではできない"はずですが、審査員によっては「1人でやってるんですよね」と意地悪な質問をしてくる場合があります。また、サイトグラスをどのように使用してチェックしているのか説明を要求してくる場合もあります。具体的には、運転席でアクセルを踏む人とサイトグラスの水泡の状態を確認する人の2名が必要です。運転席で実施すべきことは、aエンジンをかけ、エアコンスイッチを入れ、b内外気切り替えを内気循環にし、cファンスイッチのレベルを「強」にし、dエンジン回転数を1500回転まで徐々にあげていくことです。サイトグラスの見方ですが、サイトグラスを見て、冷媒の気泡の状態を確認します。正常な状態では気泡が消えて透明になります。また、ほとんど気泡が含まれていません。異常な状態では気泡が連続的に通過します。ロの記録についてですが、いつ、どのような結果だったのか(適合・不適合)を書類として保存しておく必要があります。ハについては、点検の結果、異常があった場合にどのような流れで異常箇所が改善されたかを、やはり書類で記録として保存しておく必要があります。この場合、異常箇所が改善されるまでの一連の流れがわかるようにしておく必要があります。まず"ドライバー"がいつ、どんな異常(エアコンの効き具合)を発見したかを記入します。次に"整備管理者"がその異常箇所の報告を受けて社内で整備可能か、外部整備会社に委嘱する必要があるのかを判断します。そして外部整備会社に委嘱した場合には、その整備会社に修理内容と担当者印をもらった上で、再び"整備管理者"にその書類が回ります。最終的に"整備管理者"が当初の異常箇所が正常になったことを確認し記名押印して完了となります。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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