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第11回 グリーン経営 環境教育について(3)

グリーン経営

今回も「環境教育」の続きです。まず「廃梱包材の排出抑制」に関する教育です。具体的には?梱包材の使用をできる限り減らすようにすること?リサイクル可能な梱包材を使用するようにすること?使い終わった梱包材はリサイクルのために分別すること?ダンボールやビニールは整理整頓して保管し、何回も使うことができるようにすること、などについてドライバーに教育することになります。ただ、来年4月から認証基準が改正されますので注意が必要です。来年4月以降にグリーン経営を取得したり、更新する場合には、??廃棄物の発生抑制、??再使用、??リサイクル、??適正処理の推進、についてドライバーに教育する必要があります。具体的には、「4R」について教育します。4Rとは、リフューズ、リデュース、リユーズ、リサイクルの頭文字「R」の略です。リフューズは、ゴミになるものを売らない、買わない、作らないということです。リデュースは、詰め替え用商品や量り売りなどで必要な量だけ買い、ゴミの量を減らすことです。リユーズは、使えるものはできるだけ修理して使う、ビン類を使用するなど繰り返し使うことなどです。リサイクルは、分別してゴミを捨てたり、リサイクル商品を買うことなどです。適正処理の推進は、不法投棄をしない適正な廃棄物処理業者を選ぶことが大切であるということです。これら「4R」と「適正処理の推進」について教育します。最後に、「事務所内での環境保全の取組み」についてです。イ.エコマーク製品等を優先的に購入すること。ロ。不必要な照明の消灯を徹底すること。これは電灯スイッチの周辺に「こまめに消灯しましょう」などのシールを貼り、社内に周知すると良いでしょう。ハ.空調機器を適正温度に設定すること。スイッチの周辺に「冷房は28℃、暖房は20℃に」などのシールを貼り、社内に周知すると良いでしょう。ニ.コピー用紙等の紙使用量の削減をすること。裏紙の利用やパソコンからのFAX送信を利用することなどがあります。ホ.分別回収ボックスを設置し、分別回収に努めること。ヘ.使い捨て製品の購入を控えること。例えば、ティッシュペーパーではなくフキンをしようしたり、紙コップ・紙皿をなるべく使わないようにすることなどがあります。前回同様、環境教育を実施したら必ず「記録」を作成し、保存して下さい。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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