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第13回 グリーン経営 低公害車の導入について

グリーン経営

今回は、「低公害車の導入」についてです。この認証基準はあまり難しくないので簡単にご説明します。まず、「保有しているディーゼルトラックが何年規制に適合しているか把握しているか」です。これは、特に排ガス規制対象地域の運送会社さんなら把握していない訳がありませんよね。排ガス規制対象"外"の運送会社さんは、ひょっとすると完全に把握していない場合があるかもしれませんので、確認をして下さい。次に、排ガス規制対象地域の運送会社さんだけの認証基準です。「今年度に排ガス規制の対象となるディーゼルトラックが何台あるか把握しているか」です。当然のことですが、排ガス規制対象地域の運送会社さんが把握していない訳がありませんので問題はないでしょう。さらに、「最新規制適合ディーゼル車の導入について計画を策定し、目標達成に向けて導入に取組んでいるか」です。これも、排ガス規制対象地域の運送会社さんは既に最新適合ディーゼル車にほぼ代替済みですので、代替計画は必要ない場合が多いでしょう。問題となるのは、排ガス規制対象地域"外"の運送会社さんです。"3年以上"の期間を設定した導入計画書を作成する必要があります。あくまで"予定"ですので、あまり神経質になる必要はないでしょう。最後に、東京都などのディーゼル車通行規制がある地域を運行するトラックについて、いつまで通行できるかを把握している必要があります。不明な場合は、東京都庁や兵庫県庁等の管理する役所に確認する必要があります。以上、?「保有しているディーゼルトラックが何年規制に適合しているか」、?「今年度に排ガス規制の対象となるディーゼルトラックが何台あるか」、?「最新規制適合ディーゼル車の導入について3ヶ年の計画があるか」、?「東京都などのディーゼル車通行規制がある地域を運行するトラックが、いつまで通行できるか」について"一覧表"を作成し、管理しておく必要があります。グリーン経営の審査時には、"車検証の提示"を求められ、型式ごとの車両数や排ガス規制対象となるトラックの有効期限、さらに東京都等のディーゼル車通行規制を通行するトラックの有効期限について確認されます。一覧表を作成する時、必ず車検証をしっかりチェックしながら作成して下さいね。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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