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連載記事(ドライバー・管理職が成長する仕組みづくり)第3回

前回、「自社の理想とするドライバー像」について、 ??荷主の視点 ??会社(社長、管理職、配車マン) ??同僚のドライバー の"3つの視点"で意見を出し切りましょう! という話をしました。 たくさんの意見が出たでしょうか? さあ、たくさんの意見が出たところで、いよいよ"まとめる"作業に移ります。 ポイントは4つです。 ?どのような成果をドライバーに出してもらいたいか。 ?その成果を出すためには、日頃からどんな取り組みをしたらよいか。 ?成果を出すための取組みをするためには、どんな知識や技能が必要なのか。 ?日頃からどのような勤務態度で臨んだら良いのか。 この4つの項目に分けて整理するといいでしょう。 例えば、ドライバーの成果を「無事故・無違反」に決定したとします。 そうすると「無事故・無違反」の成果を出すためにはドライバーは何に取組んだら良いでしょうか? 例えば、「エコドライブの実施」も大切な取組みになりますよね。それでは、「エコドライブの実施」をドライバーに徹底させるためには何が必要でしょうか? エコドライブの必要性やエコドライブのコツなどを教育する必要がありますよね。 これは"頭(知識)"の教育です。 外部機関でエコドライブの実地研修を受けさせることも効果的でしょう。 これは"体(技能)"の教育です。 さらに、どのような勤務態度であれば「無事故・無違反」を達成できるでしょうか? 車両の5S(外観、運転席、荷台の整理整頓など)の徹底なども考えられます。 私の経験上、やはりキレイな車両は事故が少ない場合が多いです。例でみてきましたように、 ?「成果」 ?「成果を出すために取組むべき業務」 ?「取組むべき業務をするために必要な知識・技能」 ?「勤務態度」 の4つの視点で分類すると、「自社の理想とするドライバー」になるためのステップが分かりやすくなります。 どのような勤務態度で、 どのような知識や技能を身につけ、 どのような業務に取組むと、 どのような成果を出すことができるのか。 これがパッと分かるようにできます。 成果を出せる「自社の理想とするドライバー」になるための"手順書"ができるのです。 次回は「自社の理想とするドライバー像」の"デジタル化"についてです。 デジタル化とは"数値化"することです。 これで"目に見える形"にすることができるようになります。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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