ホーム > 物流ウィークリーバックナンバー > 2代目社長がしなければならない10のこと > 第2回「2代目社長が真っ先にすべきこととは?」
2代目経営者の方が晴れて"社長"になられた時、まず、やらなければならないこと。
それは「自社をどのようにしたいのか」
すなわち「自社の将来像」をしっかりと考えることです。
本当なら"社長になる前"から考えておくのがベストです。
なぜ2代目経営者が、創業して何年も経過しているにもかかわらず
「自社の将来像」を考える必要があるのでしょうか?
それは「自社の将来像」を考えることが、
同業他社との差別化することと同じことだからです。
では、なぜそれほど重要なのに、ほとんどの中小運送会社では
「自社の将来像」をしっかりと考えていないのでしょうか?
それは創業社長が創業した時の経営環境を考えれば分かります。
創業者は生き残るために"手段を選ばず"経営をしていかざるを得ません。
また創業当初の"名もなき会社"には一癖も二癖もあるドライバーしか入社してきません。
そういったドライバーを創業者は睨みをきかしたり、
なだめたりしながら上手く雇用していきます。
そんな苦しい経営環境で何とか遣り繰りして今日に至った中小運送会社がほとんどです。
ですから2代目経営者が入社した時には
問題ドライバーや管理者が多い状況に唖然とすることが多いようです。
でも逆にいえば2代目経営者が"社長"になる時が会社にとって、
いい意味でのリストラクチャリング(事業の再構築)のチャンスなのです。
本来のリストラとは人員整理だけでなく"事業を再構築"することです。
具体的には
1.自社を冷静に広く、深く、遠く見つめ直すことで「自社の将来像」を思い描くこと。
2.上記1を実現するための事業計画を作成すること。
3.最後にそれを着実に実行すること。
の3つの実行していくことになります。
この中でまず上記1の「自社の将来像」について真剣に考え抜く。
これが2代目経営者の最初の課題です。
そして特に"中小運送会社"の2代目経営者が取り組むべき課題は
「自社のあるべきドライバー像」を徹底的に考えることです。
どんなドライバーが増えれば荷主企業から指名されるのか?
このことをしっかりと考えることが同業他社と差別化する上で極めて重要です。
「自社のあるべきドライバー像」を考え抜くこと。
2代目経営者がしなければならないことの1つです。