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「今回の高速ツアーバスの事故で、どのような行政処分を受けるのでしょうか?」
お客様の貸切バス会社の社長さんからの問い合わせが非常に多いですので
その辺りをお話ししたいと思います。
ゴールデンウィーク前半に起きたツアーバスによる重大事故。
乗客45名中7名が死亡するという悲惨な事故でした。
事故当初の情報から次第次第にさまざまな事実が明るみになってきました。
アルコールチェックをしていなかったり、
そもそも点呼を実施していなかったり、
と安全管理がほぼできていなかったようです。
極めつけは、事故を起こしたドライバーに名義貸しをしていたことです。
報道によりますと、法令違反は36件です。
大雑把ですが、違反件数が10以上の場合、
違反の程度にもよりますが200日車前後の車両停止処分になることが多いです。
今回のケースはその3倍の36件の法令違反!
一体どれだけの行政処分になるのでしょうか?
まず、「事故死傷度係数」です。
死者1名につき「1」、
重傷者1名につき「0.5」、
軽傷者1名につき「0.2」のポイントが加算されます。
今回のケースでいえば、死者7名で「7」。
残りすべてを軽傷としても38名×0.2=「7.6」。
合計「14.6」となり、
事故死傷度係数表により通常の「2倍」の行政処分となります。
さらに、死亡事故を起こした場合には、
安全義務違反については通常の行政処分の「3倍」に加算されます。
ここまでで、なんと通常の「6倍」の行政処分が課せられるのです。
まだあります。
今回のように、
点呼違反などでドライバーの疲労をチェックしていなかったことが原因で
"社会的影響のある事故"を起こした場合、
さらに「2倍」まで行政処分を重くすることが"できる"のです。
"できる"ですから、必ずしも2倍になるわけではありませんが。
もし、この規定を適用されれば、
安全義務の代表である「点呼」を違反していた場合に、
どのような行政処分になるかをご説明します。
点呼が20%以上50%未満しかできていなかった場合、
通常は20日車の行政処分になります。
しかし今回の場合は、
20日車(通常)×3(重大事故のため)×2(事故死傷度係数により)×2(安全義務違反に伴う社会的影響のある事故のため)=240日車となります。
たった1項目の法令違反で、これだけ重い処分になるのです。
ちなみに
貸切バス会社は違反点数51点以上(510日車)で営業停止、
トラック運送会社は違反点数27点以上(270日車)で営業停止になります。
81点以上(810日車)になると"許可取り消し"です。
ちなにに違反点数は車両停止10日車で1点です。
今回の事故は、どのケースになるのでしょうか?
あとは皆さんのご想像にお任せします。
重大事故を起こしてからでは手遅れ!
「日頃の安全管理」が本当に重要ですね。
ツアーバスによる死亡事故。
また起きてしまったか。
正直、そう思いました。
亡くなられた方やご遺族の方、負傷された方は本当に気の毒に思います。
安全管理を怠っていたバス会社が非難されることも理解できます。
ただ、このような事故を本当に減らすためには、
もう少し冷静になる必要があります。
事故翌日に他の高速バスを利用する女子学生に対するインタビューを見て
愕然としました。
女子学生曰く「やっぱり、格安なのが魅力ですので」
事故を起こしたバスはディズニーランドに行く予定の乗客が多かったようです。
金沢から千葉のディズニーランドまでのバス料金は、わずか3,500円!
一方、ディズニーランドのチケットは6,200円。
自分の命を守るための投資額よりも
楽しむための投資額のほうがはるかに多いのです。
一昔前は「安かろう、悪かろう」が常識でした。
ところが、今では、「安かろう、良かろう」というマジックがあるかのようです。
旅行会社やホテルなどがバス料金を一部負担しているなら分かります。
もし、立場の弱いバス会社に値下げ分をすべて負担させているとすれば、
いつかそのしわ寄せがくるのは当然です。
金沢から千葉に行くのに、能力のあるドライバーだと1時間で行ける、
というのなら話は分かります。
金沢から千葉に行くのに、能力のあるドライバーだと高速料金が安くなる、
というのなら話は分かります。
バスもトラックも「輸送」というサービスは、
工場のような大量生産をしてコスト削減することができない業種です。
(エコドライブで燃料代を少しは削減することができますが)
にもかかわらず、運賃だけ一方的に値下げされてしまう。
それを断れば、仕事がなくなってしまう。
このジレンマ。
安い運賃で無理をすれば、
ドライバーを教育する時間を取る余裕がなくなります。
2名で運行させるべきところを1名で運行させることになります。
新しいバスへの代替えもできなくなります。
車両の点検整備も経費がかかるため手を抜かざるを得なくなります。
その結果、過労運転や故障など、あらゆる問題が噴出します。
その問題が蓄積した結果、ある日ある時、
とてつもなく大きな事故が発生するのです。
「格安!」
この甘い言葉に誘われて、このようなバス会社を利用する人がいる限り
安全不良のバス会社が生き残ることを助長し
いつまでも今回のような悲惨な事故は減らないでしょう。
たとえ、法律でバス会社に対する規制を厳しくしたとしても・・。
重大事故を起こした本当の原因は、
事故を起こしたドライバーにあるのでしょうか?
それとも、バス会社の社長に?
それとも、それを選んだ・・・。
昨年のユッケの食中毒事件や数年前の耐震偽装事件を思い出します。
「格安」は「危険」と背中合わせです。
「安全にはお金がかかる」
そろそろ、このことを学んでもいい時期ではないでしょうか?
日曜の午後、近所の喫茶店のカウンターでの出来事です。
「こんなに私食べられないから、食べてくれる?」
隣の席の老婦人が私にシナモントーストを半分に切って差し出してきたのです。
「ああ、いいんですか」
と言いながら、人の善意にNOと言えない私はいただくことにしました。
老婦人は話をしたかったらしく
それからしばらく、いろんな話をしてくれました。
若い時、バレーボールの選手で金メダルを取ったこと。
スマートフォンを楽しく使っていること。
この喫茶店に自分で車を運転してきていること。
その他いろいろ・・・。
「私、今年で86歳なのよ」
そう話す婦人はなぜだか年齢を感じさせない魅力が漂っていました。
私よりも少し早く店を出て行ったのですが
駐車場から乗用車で出て行くところで
再びバッタリ顔を合わすことに。
少し期待はしていたのですが、
見事に期待を裏切ってくれました。
「駆け抜ける喜び」
確かそんな感じのキャッチコピーの乗用車に
颯爽と乗って運転していたのです、その老婦人が・・・。
86歳で、まだ、どこかに「駆け抜けていく」のですね!
今年41歳、本厄の和田、負けては入られません。
先週の7日からスタートした
近畿地区のセミナー講師の仕事が、今日で一段落しました。
矢崎総業様と代理店様との共催で行われた今回のセミナー。
気がつくと
東大阪市を皮切りに、兵庫県養父市、姫路市、和歌山市、西宮市の計5カ所を
すべて名古屋から自家用車で移動した私は、やっぱり正真正銘の名古屋人でした。
おかげさまで、走行距離が10日間で2300kmになってしまいました!
特に大阪市内の高速道路での車線変更は久々にスリルを味わうことができ、
楽しかったです。
やはり、ウィンカーと同時に車線変更するぐらいの気合いがないと
大阪での運転はキツイですね(笑)。
そして最終日の今日、初めて発覚したこと。
それは、今回のセミナーの窓口になって頂いた矢崎総業の吉田さんと
本日のセミナーの司会担当をされた阪神タコグラフ(矢崎様の特約店)の森口さんと
私こと和田の
3者全員が「本厄男!」だったことです。(名付けて、本厄トリオ)
これだけ本厄男が揃えば、きっとスゴい化学反応がおきるはず。
まさに本厄から本躍(本当に活躍する)への化学反応!
今後の3人に目が離せません。
必ず、近畿地区の運送業界をこの3人が盛り上げていきますので
乞うご期待!
北海道から約1週間ぶりに名古屋に帰ってきました!
中小企業大学校旭川校様での4日間、28時間のセミナー講師でしたが
とても楽しく行うことができて良かったです。
ご参加頂いた皆様の熱心な姿勢に心動かされ
ついつい力が入り、当初考えていなかった過激な話までさせて頂きました。
拙書『マンガでよむ 荷主に指名される新トラック運送経営のヒント』を
中小企業大学校旭川校様の図書室に置いて頂いたようです。
貴重な時間を割いて出席された方々に
少しでもお役にたったかどうか、気になるところです。
とにかく私なりの全力の28時間でした。
北海道入りした2月2日の気温は氷点下16℃だったのが
2月7日は氷点下3℃の温かさでした。
果たして私の熱気のせいなのか!?
とにもかくにも
ご参加された方々の未来に幸あれ!
いよいよ来週後半から北海道です。
といっても仕事です。
昨年も招請されました
中小企業大学校旭川校様主催のセミナー講師です。
昨年は2日間、14時間の内容でした。
しかし。
今回はなんと!4日間、28時間のセミナーです。
1回目は2月3、4日の2日間では社長のための運送会社の危機管理。
http://www.smrj.go.jp/inst/asahikawa/list/sousai23/057444.html
2回目は2月6、7日の2日間では管理者のための運輸安全マネジメント導入。
http://www.smrj.go.jp/inst/asahikawa/list/sousai23/061931.html
この1年間で新たに蓄積したノウハウを織り交ぜながら
寒い、本当に寒〜い北海道の雪を私の情熱(!?)で解かします。
北海道のみなさん。
素敵な出会いとなりますように!
昨日1/5から弊社は営業を開始しています。
私は年末年始の旅先にもパソコンを持参する始末です。
本年が素敵な年となりますように!
ではなく
本年も素敵な年になりますよ!
一部熱烈なお客様よりクレームを頂いております
更新頻度の少ない私のブログですが、今年はもう少し更新頻度を増やすこと。
これを私のささやかな今年の目標とします。
どうか、温かく見守って下さいね!
40歳の誕生日を迎えて10日後に四十肩になってしまいました。
あまりのタイミングの良さに、ある意味感心しました。
10年前の30歳の誕生日の時は、その約1ヶ月後に尿管結石になり、
表現しがたい痛みに襲われたのをなつかしく思い出します。
私の場合、10年ごとに自分の体が痛んでいることに気づかされます。
ただ今後はこれらのことを教訓に
「メンテナンス」に少し力を入れていこうと思います。
今年は歯も4ヶ月かけて治療をしました。
そしてつい先日、歯の定期検診に行ってきました。
結果は虫歯もなくホッとしましたが、
それでも歯石や歯垢はついているようで
これらを放置しておくと
虫歯や歯肉炎、あげくは歯槽膿漏などのひどい症状になってしまう、
ということでした。
今は虫歯等の菌が糖尿病を誘発することが判明しているようで
たかだか虫歯と思いがちですが、怖いですよね。
ある成功されている運送会社の会長さんが
「和田さん、私は仕事仕事で若い時に歯の手入れを怠っていたツケが今でてきたよ。やっぱり歯は大事だね。歯が悪いと食事も話す時も不自由で仕方ない。和田さんは歯を大切にしてね。」
そうしみじみおっしゃっていたのを思い出します。
思うに"人の体"も"会社の体"も同じなのでしょう。
やはり「普段のメンテナンス」。
これが「体を健康に保つ最大の秘訣」。
運送会社であれば、
日常点検や3ヶ月点検をキッチリしてトラックを安全な状態に保つこと。
ドライバーが安全な運転をしているかを
デジタコやドライブレコーダーでチェックすること。
疲れていないか、病気ではないか、アルコールが残っていないか等を
毎日の点呼でチェックすること。
普段からやっておけば、
大きな病気=重大事故や悪質違反、にならずに済むはずですよね。
仮になったとしても、対策をすぐに打つことができます。
病気や大けがをしてからでは遅すぎることが多いです。
運送会社の経営もしかり。
個人も会社も日頃の「メンテナンス」。
これが安全安心で充実した人生、会社経営をしていく秘訣ですね。
歳を重ねるごとに自分のカラダが、わが妻と同様に(!?)
ますます愛おしくなってきました!
40年ありがとう!
これからは今まで以上に大切にします。
少し前にドラッカーが流行っていて
何かと言えばドラッカー、そんな感じです。
私はドラッカーについてそんなに詳しい訳ではありませんが、
要するに学者さんの話なんですよね。
それをなぜか「経営のバイブル」のように大事にしすぎていることが
私は異様に思えてなりません。
もっと自分の目で今を見つめればいいんじゃないか。
もっと自分の目で未来を思い描いてもいいんじゃないか。
立派な学者さんやマスコミにもてはやされる経営者
はたまた有名コンサルタントの眼鏡ではなく、
自分の目で見れば必ず何か大切なものを見つけ出せるはずなのです。
にもかかわらず、何かに急かされているかのように焦っているように映ります。
これは日本の教育が自分で考えるよりも解き方を教わる、
という方式だったことも少なからず影響していると思います。
若い人に新たな仕事を任せると
「この仕事をするのに何か参考になる本とかマニュアルはありませんか?アマゾンで検索してんですがないんです」
そう質問されることがしばしばあります。
その度に
「誰もやったことがないんだから参考書なんかあるわけないよ。誰もやっていないから面白いんじゃないか」
と私は答えています。
本当の仕事の面白さ、いや、おそらく人生の本当の醍醐味も
実はココにあると私は確信しています。
他で既にやっていることなら他にやらせておけばいい。
他ではやっていないこと、できないこと、他ではココまでやらないこと。
これらを無骨に一生懸命やり続ければいい。
私はそう思います。
なぜなら、それが"自分が生きている証"なのですから。
にもかかわらず、他人の人生や他社の経営を真似したがる人が多すぎます。
それは、キムタクに憧れてキムタクの格好を真似ればモテる、
そう勘違いしているのと同じくらい滑稽です。
経営者でもコンサルタントの言うことを鵜呑みにして実行した結果、
見事に会社がガタガタになってしまった、という事例は枚挙にいとまがありません。
コンサルタントは外部の人間です。
外部的な目線でその会社の問題点を指摘してもらうことには意味があります。
しかし、どうすれば絶対成功するか、ということは分かりませんし、
そもそも絶対成功する方法などこの世にありません。
今もてはやされている会社や経営者だって、いつ何時どうなるか分からないのです。
少しおかしくなれば、マスコミが手のひらを返したような報道をするのを
これまでどれだけ見てきてことでしょうか。
であるなら、自分自身のステップで、たとえ頼りなくても、たとえゆっくりであっても、人生も経営も歩んでいけばいいのではないでしょうか?
たとえ小ちゃい会社であったとしても
たとえ小ちゃい人間であったとしても
自分のステップを忘れない!
絶対に忘れてはいけないと思います。
自分のステップがある人とない人。
この違いではないでしょうか、
幸せな人生を送れるかどうかは・・・。
友人の結婚式に出席しました。
山梨県のリゾートホテルでの挙式でしたので
宿泊することができました。
私にとって、とても大切な友人ですので
うれしくて、うれしくて仕方ありませんでした。
彼は昔からマイペースなタイプで
車の運転もいつも制限速度を守る安全運転。
そのせいか結婚も同世代としては
少しゆっくりめでした。
でも、それが彼らしくて、なんだか素敵な感じがしました。
車の運転でも、少しとばしたくらいで得をしたように錯覚しますが
事故と背中合わせ。
人生も同じ気がして。
結婚が人より早かったからといって
必ずしも上手く行く訳ではないです。
会社の経営も急成長すれば確かに周りがもてはやすかもしれません。
しかし、中長期的に見ると奇妙に衰退していくことが多いような気がします。
20代には20代の焦りがあります。
30代には30代の焦りが。
40代にも。50代にも・・・。
焦りとは、
「今よりもっと何かやるべきことがあるのでは」
とか
「誰かと比べてどうして自分はこうなんだ!」
というように
誰か何かと比較して「今」に集中できない精神的状況が作り上げる妄想。
私はそう考えています。
私の40年を振り返っても
「焦り」と同居していた気がします。
やはり親友っていいですね。
彼の素敵な挙式に参加することで
「ほんわか感」の底力に気づくことができました。
ゆっくり、ゆっくり、
末ながーく、お幸せに!
Dear H.T君、A.Tさんへ
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