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レジェンドが明かす困難突破の秘訣

「仕事をしようとしたら必ず壁にぶち当たる。
 でも壁の向こうにどんな面白いことがあるか。
 その好奇心があれば乗り越えられる」

困った時の“安藤忠雄”です。
世界的な建築家にして、頼れる生粋の大阪のおっちゃん。

コロナで元気をなくし、自信が揺らいでいる私たちにあふれるパワーを注いでくれます。

“必ずぶち当たる壁”にはいろいろあります。
安藤忠雄曰く、
「建築とういうのは、制約だらけなんですよ。法律、予算、敷地、クライアント…。制約を乗り越えていくのが面白い」と。

巨匠であっても、まるで運送会社の経営者と同じ制約だらけではないか、と励まされます。

運送業界で当てはめてみるとどうでしょう。
同業他社の値下げ攻勢であったり、荷主の値下げ圧力、大きな事故、災害であったりします。

安藤忠雄流、困難突破の秘訣。
それは「好奇心」を持つことです。
「壁の向こうにどんな面白いことがあるのか」という好奇心です。

思うに「好奇心」は学校だけでは養うことができません。
親や先生もある程度ならサポートすることはできるかもしれません。
ただ、本当に自分がやってみたいことは自分で試していくことでしか発見できません。

親や先生の期待に応えることに喜びを感じてしまうと、本当の好奇心とは違った方向に進みがちです。
経営者でも同様のことが起きがちです。
「いいね!」をもらいたくて、ついついSNSにアップしてしまいます。
意識するしないにかかわらず、
良き父、良き母、良き夫、良き妻、良き経営者と他人に思われたくてやってしまうのかもしれません。
もちろん商売上、意図的にやるのはよいと思います。

大事なのは、本当に自分が興味のあることをやっているか、ということです。

極端な話、誰にも見られなくても、誰にも知られなくても、自然とやってしまうこと。
これが本当に興味のあること、好きなことです。
本当に興味あること、好きなことをやっていると、自ずと心は満足します。

自分の本心から湧き出る好奇心であれば、
親や先生、同業者、上司などの評価に関係なく、
苦しみながらも楽しく“壁”を乗り越えていくことができるはずです。

コロナも、人生や経営に立ちはだかる“壁”の1つです。

コロナの影響で、大変な目に遭われている方はたくさんいるでしょう。
失業や廃業、感染により亡くなられた方、自ら命を絶った方など実にさまざまです。

それでもです。
「コロナのおかげで、すべてが良くなるし、良くなった!」
と思えたとき、その人は、もうコロナを克服しているのではないでしょうか。

安藤忠雄なら、きっとこう言うでしょう。
「物事うまくいかない時のほうがかえって、気持ちも体調もよろしいですよ。よし、また乗り越えてやると思うから」

さすが、臓器を4つ摘出されてもなお、好奇心が衰えない巨匠のパワー。
「臓器が4つもないのに現役で活躍している人のパワーをもらいたい」という理由で海外から依頼を受けているそうです。

誰でも、何歳からでも、たとえコロナであっても、新しい、面白い未来を創造することが可能だということ。

生きるレジェンド、安藤忠雄は私たちに教えてくれていますね。

記事を書いた人

和田康宏

和田康宏トラック運送業専門コンサルタント

1971年愛知県生まれ。19歳で行政書士試験に合格。
会計事務所勤務後、22歳で行政書士事務所開業。
トラック運送業専門コンサルタントとして20年以上にわたり活躍。
事故時の緊急監査対策、平時の危機管理対策、荷主に指名されるドライバーを育成する仕組み作りなど、運送会社300社超のコンサルティング実績を持つ。
営業停止案件や運輸監査案件に携わった豊富な経験から、どの段階で何を優先し、どのレベルまで改善すべきかを的確に指導できることに定評がある。
「優先順位なき安全管理は徒労に終わる」が持論。
“顧客100%が運送会社”の正真正銘の運送業専門コンサルタントである。
2014年『運送業をしてきてよかった!』をミッションとして、一般社団法人トラック・マネジメント協会を設立、理事長に就任し、活動中。
2代目、3代目のための経営塾、『トラマネ運送塾』も主宰している。

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